リベルテールの社会学

隈栄二郎のブログ ―生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

2008-01-01から1年間の記事一覧

良い制度は簡潔を旨とする

暮ですね。今日はレコード大賞だというので、まるで大晦日のよう。1日得しそうです。 さて、1年の締めくくり。今年はわたし的には気持ちが長かったんですが、でも去年の暮ってよく覚えすぎてるし。年を食うと1年が短くなるっていいますが、覚えてると短い…

Y氏と暗くて深い河

女ちゅうもんはわからん、間に「暗くて深い河」がある。野坂昭如ですが。 と、書いてから検索したら、能吉利人先生でした、と、書いてから検索したら、なに、能吉利人って野坂のペンネーム? ひょえーー、知らなかった。 じゃなくて、桜井順?? もうーー。…

渡辺明ブログと大正自由主義

というわけで、引き続き将棋竜王渡辺明と、読者のみなさんのお爺さん世代の自由主義の関係です。(この間面白がってネットサーフィンにずいぶん時間を使ったので、モトをとろうという感じで) 渡辺竜王ってなんだ、みたいな話はネットで見てもらうとして、大…

アナウンス

きのう、帰りがけに通勤電車で人身事故の遅れがあり、東京近辺の方はご存知の「○○で人身事故が発生し、電車が遅れております。お忙しいところまことに申し訳ございません」の機械のようなアナウンスがありました。 おとといも、ですけどね。 といえば、4日…

25歳以降の人生

なんちゃ。 本日の話題。 ここんとこ話題にしてきました将棋の渡辺竜王が勝ち、5期連続竜王位で永世竜王の資格を得ました。 これも、なんてね、みたいなもんで、そんなことはどうでもいい。いいところもなく3連敗でどうしようもなかったのですが、その後あ…

NHKのPR

さきほど、NHKで派遣労働者の特集をやってまして、番組冒頭、すごくシンプルに問題の原因を解説してました。 「ごらんください、このグラフを。派遣労働者数のグラフです。1980年からずっと伸びているのが分かります。つまり、低賃金の労働者数がこれ…

失業者をなくす施策とは?

どうも一昨日は失礼しました。 ブログ記事を書いててどうしても「リンク」が必要だったので、操作はこんなもんでいいかな、でも載っかって見ないとわかんないな。えい、投稿しちゃえ、 と思ったら失敗作が投稿されて、あわてて削除したんですが時遅く、gooで…

お調子者

人間、興奮すると頭も早く動くものです。早く動くとは神経組織が活発になることなので、運動作業や記憶をつなげることなどには大変よろしい。興奮するとは、喜ぶとか怒るとか、そんなときですね。 もっとも頭は早く動けばいいというものではなくて、喜ばしい…

歴史における宗教(その3)

ん? その3? 前回の続きです。 てなわけで、イスラムテロリスト。 日本じゃ97%の人間が毛嫌いするイスラム教。 以下は、予言です。ぜんぜん知りませんが、理論上そうだ、ってことです。 およそ近代資本主義国家、って欧米のことですが、は、自分の都合…

Voyant,あるいは前衛(その2)

前回の続きです。 こうした規範の崩壊による弱いものいじめの台頭は、結局のところ、弱いものイジメへの志向の集中、早い話、ナチスドイツを現象させる傾向へ働きます。強いものを、自民党や資本家を、倒そうなんて方へは動きません。もっと手前の人間を潰す…

Voyant,あるいは前衛(その1)

今日の題は、弱いものいじめです。 ん、そんな題か? といわれるとそうでもなくて、 Voyantというのは「見る人」、ランボーのテーマです。預言者なんて訳してあったりすんのはいかがなものか。「見えないものが見える人」でしょうね。 さて、ここんところ気…

剣道初心者的疑問

前回の続きです。 コーヒーブレイクに「続き」も変だし、テーマもこのブログのいつものお客さんとは関係のなさそうではありますが、前回、ぺろっとしゃべったもので、少し豊富化して。 剣道って勝敗ってないんですよ、知ってました? 私なんか知らなかったで…

「第5局」

「美術館から出ると、空は灰色に染まり、雲はせわしなく流れていた。 これから激しい雨が降るのだろうか」 って、変? 変しょ。ひいきの渡辺竜王の奥さんのブログからそのまんま。(これで全文) ひいきは、両方にかかってます。 渡辺くん、なんとか1勝返し…

搾取

こんばんは。どこにも行かなくても、田舎はそこここが晩秋。 昨夜テレビを聞いてましたら(目が悪いので大体「聞いて」ます)、番組紹介の声が「今、年収1億以上の27万人に販売ターゲットを絞り、、、」とか言ってまして。 いや、そりゃウソだろう、とは思…

運動は必ず支配者の弱い層に向かう

さてさて、なんのお話をしましょうか、という、世の中みんなしょうがねえなあ、みたいな心持ち。 本は古本屋でしか買う必要がない、という私、山一つ越えた古本屋で(ってどんな川崎市だろうか)ちょっと掘り出し物を買ってまいりました。小林良彰「現代革命…

こだわりと障害

(怒りの発散ですので、普通の人は読まないで結構です。)(あ、今日、酔ってます、っていつもですが) 人は物事にこだわったりするでしょう? そのことが人の生き死にや苦しみ悲しみに直結しているなら当然です。 でも、そうでないこともある。 年寄りの、世…

コンピューターと行為

ひいきの渡辺という将棋のタイトル保持者が負けてしまいましたよー。 勝ったのは羽生というおじさん。これで0勝3敗。初めに4勝したほうがタイトル取得。 実力は羽生というおじさんの方が上ですので、もうどうしようもない。 あーーあ。 だからひいきとか…

11月の朝顔

これ、何の変哲もないアサガオ。ちょっとよれてる気さえするパッとしない一輪。 でも背景上部に赤っぽい何か見えますか、これが紅葉して落ちたサクラの葉。 そう、今日は11月の8日(あ、昨日か)。アサガオ咲くんですよね。 蕾ができてそろそろ4週間、1…

運動の機序

この2,3回、アナーキスト穏健派の面目をお伝えしたところ。 では、なぜ、アナーキストが、さも無頼漢の代名詞のようにいわれなければならないのか。 今日の朝日新聞は (別に毎日新聞でもyahooでもいいんですけどね、やはり一番情報量が多いのは新聞) 女…

アナーキズムとヒューマニズム

テレビ番組です。アンビリーバブル。ここんとこ、仕事に余裕があって(こんなの見て)。 で、その中で 「ベトナム戦争で18歳のアメリカ軍初年兵がベトミン(ベトナム民族解放戦線兵士)と遭遇。出会った初年兵は驚愕して凍りついているが相手は撃たない。…

アナーキストと秩序

アナーキストとは無政府主義者のことですから、一切の権力というものを認めません。この結果、(神の自由の手に期待する極右反動以外の、昔からの平凡な)アナーキストは、秩序を認めない、ということになっています。 なんて、のっけから難しいことを。 ま…

笑い顔

趣味「ギターにて歌うたい」のわたし的にも、酔っ払うと歌えなくなる歌がいくつかあります。皆さんご存知のシャンソン「愛の賛歌」、ちょっと今日は趣旨が違いますが「フレディーもしくは三教街」、「僕にまかせてください 」 そして、シャルル・アズナブー…

行政組織の原則

なるべく堅い題、ってことで、でもこれは社会学じゃなくてね、ほとんどコーヒーブレイク。 東京では、出産間近の妊婦が夜中に脳内出血を起こし、都立救急病院等に拒否され続け亡くなってしまった話があります。舛添がこの問題の検討委員会を作るって、あの人…

十三や

十三や 上野の黄楊櫛屋。 間口1間半の小さな櫛屋。 ネオンだらけの御徒町の駅前から何分でもないが、ここは用のない人間は来ない裏通り。 引き戸を開けた90近いおばあさんが、若いときからずうっと欲しかった、やっと来れて、とツゲの櫛を買う。 そろそろ…

善意の評論家と悪意の研究者

おばんです、隈です。実はコーヒータイム。こんな題ですからね、来るほうも来るほう。 ほお、A型全開! 一見さんに気を使って、って幸い白血病ではないので、AB型は変わってないです。 いつもの暇つぶしの朝日新聞、昔から「ブル新」(=ブルジョワジーの…

1年過ぎました

こんばんは。秋の夜長もそろそろ幕じまい、というか窓しまい。サッシを開けると聞こえる芝生の虫の音も元気がなくなってきました。ベランダの朝顔もとうとうつぼみが開けなくなってしまったようです。 ふと、そろそろこのブログも1年じゃないかな、と思って…

コーヒータイム

さてはて、自分に疲れが見える今日この頃、ストレス、というよりもストレス非解消ですかねえ。 コーヒータイム的な話題。 私の好きな渡辺明という将棋棋士が、自分の持っている「竜王」というタイトル戦で、羽生某という、嫌いじゃないけど好きになれない将…

立場を生きる

今日もちょっとかるめな日記風。 私も長生きしてますが、世の中で、へえ、この男は、と思う人に明川哲也、という商売不詳の人がいまして、ドリアン助川。 もしかするともっと前に知ってる人かもしれないけど、暇読誌の朝日新聞で、人生相談をしています。 へ…

部外者のはなし

こんばんは。 天気もそこそこ、気温もそこそこ、よい秋晴れをお過ごしでしょうか? わたくし儀、連休というのになんだか心理生理学などという初めて聞いた学問に足の指先が入って勉強なんかしてましたところ、って、英語の勉強ですね。いや、ちゃんとした論…

マルチチュード

本格的に涼しくなって頭が働くようになりました。 それにともなってこのブログも次の本を書く時間に影響するので、少し軽くしようかなあ、というところ。 理屈的には両立以外ないんですが、なんといっても、ものぐさ。 それに、前にこの場で書いたものが消え…